モチなどの食品による窒息事故予防について

年末年始にかけては、モチを食べる機会が多くなり、特に12月から1月にかけては、モチなどの食品による窒息事故が多く発生しています。

モチなどの食品による窒息事故を防ぐために、次のことを心がけましょう。
1.小さく切るなど、食べやすい大きさにする。
2.急いで飲み込まず、ゆっくりとよく噛んで食べましょう。
3.食べる際には、お茶や汁物などを飲んで喉(のど)を湿らせるなどしてから食べましょう。
4.乳幼児や高齢者と食事をする際は、食事の様子を見るなど注意を払うようにしましょう。

食べ物を詰まらせたときは、助けを呼び119番通報を依頼するとともに、すぐに以下の方法で応急手当を行います。

意識があるときは
1.咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。咳ができれば、それが異物の除去にもっとも効果的です。
2.咳ができないときは、背部叩打法(はいぶこうだほう)を行います。
※背部叩打法(手の付け根で肩甲骨の間を力強く何度も連続してたたきます)

意識がないときは
1.心肺蘇生を開始します。窒息と判断すれば直ちに119番通報をしましょう。